芹沢銈介美術館:四季を染める

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9年ぶりの訪問です。

白井晟一設計の石水館は、不動のまま静かにたたずんでいました!

心落ち着けるところです!



 染色家・芹沢銈介の作品には、四季を主題にしたものが数多く含まれています。それぞれの季節を表現したもの(「苗代川春景」など)、一つの作品に四季の模様を凝縮したもの(「四季文づくし四曲屏風」)、文字と模様で1年を象徴的に表現したもの(「布文字春夏秋冬二曲屏風」など)があり、いずれも芹沢の代表作として知られています。また、型染のうちわ、グリーティングカードなど、季節感あふれる日用の品々も多数手がけています。

 「今の時期はタチアオイがあの辺に咲いているとか、向日葵はどうなったとかですね、大体覚えていたんです」、「庭には紅梅、桜、山吹、牡丹、沈丁花、栗など、実に日本の模様の美を季節毎に見せてくれました」と晩年に回想する芹沢。日頃から四季の風物を観察し、親しんでいた様子が伝わります。世界の様々な地域の文化や芸術に目を向けていた芹沢ですが、生涯にわたって愛し、作品に表し続けたのは、美しい日本の四季の模様でした。
















朝顔文のれん

幾何文カーテン地


結び文裂
夏の字
桐・牡丹文帯地











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🟠おとなりの登呂遺跡散歩!




























      

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