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SHOOSHI SULAIMAN SOLO「fake M.」

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 🟢 Shooshie Sulaiman. 1973年マレーシア生まれ。  現在、 東南アジア出身の重要な現代アーティストのひとり と注目されています。 経理の仕事を経験した後、 突然の父の死など精神的に落ち込んだ 「自分自身を救い、癒すために」アート制作を始め、 1996年マラ技術大学にて美術学士号取得 小山登美夫ギャラリー 🟢コラージュ風作品が魅力的です。 様々なマチエールが交差しています。

Jean-Philippe Delhomme solo:ジャン=フィリップ・デローム個展

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 🟢 肖像画を中心に、とても落ち着きのある構成でした。 心地よい=色・形・テーマ・サイズ 洗練された時間が流れています。 =フィリップ・デローム  (1959年生まれ)は、風景画、静物画、肖像画といった古典的なアプローチを通して表現の歴史を継承しています。その絵画プラクティスは写真に頼ることなく直に被写体を観察し、一度に描き上げるものです。デロームの絵画は、移り変わる光がみせる儚い雰囲気の風景や、スタジオを訪れたモデルの一時的な存在など、「今、ここ」を捉えています。 デロームは出版やコミュニケーション業界での好調なキャリアを築きながら、その絵画プラクティスを発展させました。絵画の展示を始めたのは2017年のことです。デロームは1985年にフランスのエコール・デ・ボザール(国立高等装飾美術学校)を卒業後、多くの人々にアプローチできる可能性を秘めた印刷媒体への道を選びました。以降30年以上にわたり世界中の出版物に携わり、90年代初頭にはバーニーズの広告キャンペーンでグレン・オブライエンとのコラボレーションを手掛けるなど、ブランドとの仕事にも従事しました。また、自身のイラストと文章を組み合わせた書籍を数多く出版しています(『The Cultivated Life』、『The Unknown Hipster diaries』、『Artists’ Instagrams』など)。リアルを描くというデロームの内省的で孤独な行為は、次第にそのリズムと粘り強さを文化や様式に対する社会的論評へと向けるようになりました。現在、デロームの活動の中心は絵画です。街の風景をフレームに収め、花瓶の横に本や文化的な品々を配置するなど、目に見えるものの探究を一連のイメージによって構成し、社会の観察者としてのひらめきを保ちながらも、斜めの角度から他の文化的構成概念に当てはめています。 最近の主な展覧会に、オルセー美術館(パリ)、パシフィック・デザイン・センター(ロサンゼルス)などがあります。2023年夏には、東京で2つの展覧会を同時開催します。これまでにペロタンパリ、ソウル、ニューヨーク、2022年には東京アートフェアにて個展が開催されました。(PERROTIN) PERROTIN TOKYO

Gabriel Rico ガブリエル・リコ 「THE PROPAGATION OF TEURÁRI」テウラリの伝播

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メキシコ・グアダラハラ出身のアーティスト、ガブリエル・リコによる最新の作品群は、ファースト・ネーション(北米先住民族)や先住民がもつ非西洋的な知識を融合することで、自然とのより強固な繋がりの構築を図っています。リコはファウンド・オブジェの収集および構成、新しいオブジェの創作、メキシコのウイチョル族との広範なコラボレーションという独自手法を用いて、物理学・幾何学・論理学・精神性が いかにして私たちの存在と潜在性とのバランスをとるのか、そのオルタナティブな認識を構築しているのです。(HP) 🟢 ここでは興味深かったインスタレーションを中心に 記載しておきます。                    かつて見たことのない斬新な表現! :PERROTIN  TOKYO

テリー・ウインタース:IMAGESPACE

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ファーガス・マカフリー東京は3月25日午後5時よりテリー・ウィンタース個展「IMAGESPACE」を開催します。 アーティストにとって東京弊廊で初の機会となる本展では、2022 年に制作され、 今回初めての発表となるリネンキャンバスの絵画3点、紙の絵画3点を展示します。(HP) RED BORDERS 2022 YELLOW GROUND  2022 POINT ARRAY  2022 🟢 はじめて知った作家です。 展示室に足を踏み入れた瞬間、 まるで曼荼羅を見るような 不思議な世界観を感じました。 配列からの 鼓動があります。 ファーガス・マカフリー東京

京都・智積院の名宝展

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長谷川等伯:楓図 長谷川久蔵:桜図 京都・東山に建つ智積院は、弘法大師空海(774~835)から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に末寺約3,000を擁します。高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(1095~1143)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺山内で室町時代中期に創建されました。天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退しますが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げました。この地には元々、秀吉の夭折した息子・鶴松(棄丸)の菩提を弔うために建てられた祥雲禅寺があり、長谷川等伯(1539~1610)と息子・久蔵(1568~93)が描いた名高い金碧障壁画群も、智積院による手厚い保護を受けて今日まで大切に守り伝えられてきました。 本展は、国宝「楓図」「桜図」など、誰もが知る障壁画群を初めて寺外で同時公開し、桃山時代の絢爛豪華な抒情美にふれる貴重な機会となります。また、国宝「金剛経」や重要文化財「孔雀明王像」の他、仏堂を荘厳する仏教美術の貴重な優品や、近代京都画壇を代表する堂本印象(1891~1975)による「婦女喫茶図」に至るまで、智積院が秘蔵する多彩な名宝を一堂に公開します。(HP)  楓図 ● 長谷川派の障壁画 10年ほどまえ京都智積院の 収蔵庫展示で見た記憶があります。 懐かしさを覚えます。 金箔のくすみが味わい深いです。 婦女喫茶図:堂本印象 智積院蔵 松桜柳図 松桜柳図 ●京都:堂本印象美術館 いつか訪れてみたい美術館です。

岡崎乾二郎展:Kenjiro Okazaki

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 BLUM & POE 東京は、岡﨑乾二郎による個展「TOPICA PICTUS Revisited: Forty Red, White, And Blue Shoestrings And A Thousand Telephone」を開催する。(HP) 岡﨑 乾二郎 (おかざき けんじろう、 1955年 10月24日  - )は、日本の 造形作家 、 批評家 。 東京大学 大学院客員教授 [1] 武蔵野美術大学 客員教授。妻は詩人の ぱくきょんみ 。(WIKI) ● 1号キャンバスは、 巨大なパワーに満ちあふれています。

March Avery 展

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 ● 雨の中、原宿のギャラリー BLUM&POE を訪れました。 Blum & Poeでは、ニューヨークを拠点とする作家、マーチ・エイヴリーによる日本初、 当ギャラリーでは 三度目となる個展「The family」を開催いたします。 本展では、愛する人々と共有する親密な時を、それがまるで自然と備わった感覚であるかのように、創作を通して体験していくことで世界を駆けめぐってきたマーチ・エイヴリーという作家を象徴する油彩と水彩による作品群を紹介いたします。マーチは50年以上にわたるそのキャリアにおいて、母サリー、息子ショーン、孫娘デライラなど、親しい家族や友人と過ごした日常の風景を捉えてきました。抽象画や具象的モチーフ、情緒的な色彩を融合させたマーチの特徴的な画風は、そうした人々との関係性に温かい眼差しを向け、ありふれた日常の中にある優美さを浮かび上がらせるものであり、鮮やかな色彩と直感的な構図で身近な人々とのやり取りを祝福していると言えるでしょう。(HP) ● 私はミルトン・エイブリー作品には 昔からふれてきました。 しかしマーチ・エイブリー作品はもちろん 初めてです。 ●家族愛に溢れた作品群です。 とてもおだやかな空気感に包まれています! ミルトン・クラーク・エイブリーはアメリカの現代画家でした。彼はニューヨーク州アルトマーで生まれ、1898年にコネチカットに移り、その後ニューヨーク市に移りました。彼は芸術家サリーミシェルエイブリーの夫であり、芸術家マーチエイブリーの父でした。(WIKI)