ルーシー・リー展:没後20年
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●静岡市美術館です。 ルーシー・リー作品に会うのは4〜5年ぶりです。 前回は、たしか六本木でした。 私は、今回特にピンクの色彩のヴァリエーションに注目しました。 微妙な濃淡の変化がありますね! ●ルーシー・リー ( Dame Lucie Rie 、 1902年 3月16日 - 1995年 4月1日 )は、 20世紀 後期の イギリス を拠点に活動した、 オーストリア は ウィーン 出身の 陶芸家 。本名は ルツィエ・ゴンペルツ。 イギリスを代表する陶芸家であった バーナード・リーチ と親交を持ったが、電気式陶芸窯から生み出されるその軽く薄い作風に対しては、強い火と土窯から生まれる 日本 風の重厚なものに強く傾倒していたリーチから手厳しい批評を得ることとなり、以後、芸術面に経済面も加えて大いに苦悩する。当時を回想するに「 キャベツ の日々だった」、すなわち、キャベツばかりを食べる、お金の無い日々であったという。しかし、独自の方向性を大きくは変えることなく模索を続け、やがて、 象嵌 や掻き落しによる線描や 釉薬 、緻密な成分計量に基づく理論的工法などによる独特の繊細かつ優美な作風を確立した。リーチものちにこれを認め、推奨するまでになっている。(ウィキ) もちろんピンク以外の色彩も素敵です。