金山康喜のパリ:神奈川県立近代美術館 葉山
●期待して葉山にでかけてきました。 といってもはじめて見る作家です。 金山康喜 かなやま-やすき 1926-1959 昭和時代後期の洋画家。 大正15年4月16日生まれ。昭和25年 新制作派協会 展で新作家賞受賞。26年 フランス 留学。28年 サロン -ドートンヌに出品, パリ国立近代美術館 買い上げとなる。33年帰国。昭和34年6月16日死去。33歳。富山県出身。東大経済学部卒。作品に「 食前の祈り 」「 アイロン のある静物」など。 富士山 レストラン Still Life 1957 コーヒーミルのある静物 Still Life 1958 煙草とマッチのある静物 Still Life 1956 水差しのある静物 Still Life S 1958 ドアとテーブルの上の静物 Still Life J 1958 ヒラメと天秤のある静物 未完 ●3度回遊しました。 ほぼすべての絵に部分的に現れる パ-プル:紫を追いかけました。 とてもよい気分にさせてくれる色です。 ブルーとの兼ね合いが絶妙です。 ●遺品とおもわれる絵の具箱をのぞくと、 そのうちの1本はルーベンスの絵具と判別できました。 今度、ルーベンスのパープルを探してみようと思います。 ●15分すわり雰囲気に浸りました。 いつまでもここに居たい気持ちを、起こさせる空間です。 こんな素敵な作家が日本にいたことが、 とても嬉しくなりました。