ANSELM:傷ついた世界の芸術家
戦後ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファーの全貌に迫るドキュメンタリー。 その人生と創作活動の軌跡をたどると共に、多彩な表現で生み出された彼の膨大な作品群を紹介する。 公開日: 2024年6月21日 ( 日本 ) 監督: ヴィム・ヴェンダース 🔵 4月 青山のアンゼルム・キーファー展 からすぐに映画公開されましたので 日比谷に出かけました。 なれないメガネ3D映画です。 アンゼルム・キーファーが ヨーゼフ・ボイスに師事したとあります。 パレルモ・リヒター・クネーベル 1960年代の デュッセルドルフ芸術アカデミー は、 現代芸術家の天才集団だったのですね。 私の好みはどちらかといえば、 重いリヒター・キーファー系 よりも 軽いクネーベル・パレルモ系です。 アンゼルム・キーファー ヴィム・ヴェンダース 🟠 映画の構造は キーファーの人生を横軸に 各地にあるアトリエ、 制作バックグラウンドを縦軸に 展開されていきます。 🔵 映画の最後あたりに 「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラをキーファーが語る場面があります。 眠かったのか字幕の送りが早すぎたのか 内容把握できませんでした。 おぼろげながら、 現代は人生を軽く考えすぎているのではないか? と言っていたような気もします。 『 存在の耐えられない軽さ 』( The Unbearable Lightness of Being )は、 1988年 製作の アメリカ映画 。 冷戦下 の チェコスロバキア の プラハの春 を題材にした ミラン・クンデラ の 同名小説 の映画化。 🟠 良い映画でした!