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ライトアップ:木島櫻谷展 KONOSIMA OUKOKU

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大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた 木島櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開します。 大正期の櫻谷は、独特な色感の絵具を用い、顔料を厚く盛り上げ、筆跡を立体的に残し油彩画のような筆触に挑戦しています。そのために櫻谷は、「技巧派」などと称されましたが、櫻谷の真骨頂は、それに収まらない極めて近代的なものでした。リアルな人間的な感情を溶かし込んだ動物たちは絵の中で生き生きと輝きはじめ、とりわけ動物が折節にみせる豊かな表情は、観る者の心に沁みます。 江戸時代中期(18世紀)京都で生まれた円山四条派の代表的な画家たちによる花鳥画表現を併せて紹介することで、櫻谷の「生写し」表現の特質をライトアップします。(HP) 🟠初めて泉屋博古館東京を訪れました。 庭園に囲まれた美術館に趣があり、 四季連作屏風を楽しむことができました。 燕子花図 秋草図 柳桜図 円山・四条派 (まるやま・しじょうは)は、江戸中期から 京都 で有名になった 円山応挙 を祖とする 円山派 と、 呉春 を祖とする 四条派 を合わせた呼び名である。 四条・円山派 ともいう。 狩野派や土佐派が形式主義に陥り、琳派も伸び悩んでいた時代に、円山応挙は写生を重視し、優雅な画風の円山派を確立した [1] 。 円山派 の祖である 円山応挙 の写生的画風に、 四条派 の祖である 呉春 が影響を受けているため、後世になってまとめて「円山・四条派」と呼ばれるようになった。だが、実態としては、呉春は 与謝蕪村 の 文人画 ( 南画 )を基礎としているため、 円山派 と 四条派 は別の 流派 であるともされる。(WIKI) 木島 櫻谷は、明治から昭和初期にかけて活動した、四条派の日本画家。本名は木島文治郎。字は文質。別号に龍池草堂主人、聾廬迂人。 四条派の伝統を受け継いだ技巧的な写生力と情趣ある画風で、「大正の呉春」「最後の四条派」と称された。   ウィキペディア

NICK DOYLE SOLO :ニック・ドイル個展

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 ペロタン東京で、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、ニック・ドイルの日本初となる個展「American Blues」が開催される。会期は3月6日〜4月27日。  ドイルは1983年ロサンゼルス生まれ。現在はブルックリン在住。デニムをコラージュした彫刻的な壁面作品で知られるドイルは、アメリカ文化とその文物の語彙を浸透させることで、欲望や過剰さ、有害な男性性を検証している。ロードトリップを作品への入り口とし、アメリカの国民的アイデンティティを構成する徹底的個人主義の持続に疑問を投げかけている。(美術手帖) 🟠 デニム素材での コラージュ・スカルプチュア展開は 驚きです。 このCoca-Cola 作品の張り合わせは とても精緻です! PERROTIN YOKYO