MATSUURA Hisao展:任意性について
これまで何度か展覧会のためのコメントを書いてきたが、今回は締め切りを前にして、何ら書くことが思い浮かばず困惑している。そして、制作に関しても同様に困惑は深まるばかりだ。成熟、あるいはより適切に言えば、老化は思考を明晰にするというよりも、思考を分散化し、散逸化させる方向で作用するように思えてならない。
無数の細部の恣意的な関係を必然的なものに変形することが制作を統制する組織化の原理だと考えてきたが、いま一度この習慣化した統制原理に逆らい、新たな分散化について考えてみたい。結果として、まとまりのない様相を帯びるとしても。
松浦寿夫
「任意の場所」2026
綿布にアクリル 91✖️72.7cm
🟠自然体の作品があるがままに
語りかけてきます!
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