モローとルオー(パナソニック・汐留ミュージアム)


19世紀末パリ   美しき師弟愛の物語

象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モロー。(1826-1898)
国立美術学校の名教授としてマティスやマルケなど
多くの画家を育てたモローが最も愛した生徒がいました。
後に20世紀最大の宗教画家と呼ばれる
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)です。
モローはルオーの才能を見抜き、
熱心に芸術上の助言を与えました。
ルオーはマティエールや内的ヴィジョンへの感覚を
師から受け継ぎ、やがて自身の作品の中で
我がものとしていきます。(パンフより)







モロー: パルクと死の天使  1890
モロー :ユピテルとセメレ
ルオー:ブルターニュの風景 1915 
ルオー:乗馬風景 1911



●モローの「サロメのための習作」もありました。
私が興味をおぼえたのは4点の油絵下絵および
一部の作品に見受けられたパレットナイフの削りあとでした。

全体で70点を超える展示で見応えがありました。




●ギュスターブ・モロー美術館館長監修により企画され、
パリに先駆けて開催される世界初の二人展です。(パンフより)








モロー:サロメ


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