●ベーコンについては何も知りませんでした。 しかし屏風を思わせる三幅対の表現は、 構成的にも魅力的でした。 なかでも、私が注目したのはバック・カラーです。 ピンク・オレンジ・オリーブなど、とても洗練されていました! 唯一無二の個性です! フランシス・ベーコン ( Francis Bacon 、 1909年 10月28日 - 1992年 4月28日 )は、 20世紀 の アイルランド を代表する 画家 である。 1964年以降、頭部の肖像画がベーコンの主要な制作のひとつになります。 それらは単一のキャンバス、ないし二枚組や三幅対であったりしますが、 いずれにせよほとんどが36×31cm程度の定型で、 多くは三幅対として、左パネルに右向きの、右パネルに左向きの、 そして中央パネルに正面向きの顔を、 ベーコンに言わせるとところの「警察の記録」のように描いています。 (パンフ解説より) 三幅対の1/3 人体の三習作 1970年 ジョン・エドワーズの肖像のための三習作 1/3 1984年 三幅対 1/3 1987年 ●三幅対=Triptych ロンドンはサウス・ケンジントンにあったこのアトリエを、ベーコンは、1961年から亡くなる1992年まで使い続けました。狭く、カオスとも評されるほど散らかっていたこのアトリエは、ベーコンの没後、彼が生まれた地であるダブリンに移設されることが決定し、現在は、同地のヒューレーン美術館で公開されています。 Last Tango in Paris `1972